【ネタバレ】「ワールド・イズ・ノット・イナフ」レイモンド・ベンソン
THE WORLD IS NOT ENOUGH (1999)
RAYMOND BENSON
映画を見ただけじゃ詳細がわかりにくいWINEノベライズ版
暑いよー(><;)
暑さで更新が止まってしまいました。
今日もサクッとまとめるぞ。
ピアース・ブロスナン時代の007映画4作品はいずれもノベライズ版が出てましたが、あまり面白い物語でもないし読む気になれんかった・・・
ロジャー・ムーア時代の2つのノベライズ(「私を」「ムーン」)は昔読んだけど、やはり大して面白いものでもなかった・・・(映画は面白いけどね)
映画とまるっきり同じストーリーだし、ハッキリ言って読むのが苦痛でしたが、映画だけではわかりにくい細かい点などを補足するため、今回手を出してみました。
特にこのWINEはいろいろわかりにくかったからね。
映画版のネタバレはこちらから(7部構成)
https://netavalley.seesaa.net/article/201308article_3.html
映画とまったく同じだけど改めてあらすじまとめる
Mの旧友、石油でもうけたキング卿
その美人の娘エレクトラ、ある日悪人にさらわれる
犯人はレナード、KGBで訓練受けたテロリスト
脅迫状届いて父親は「払うけどちょっと待ってちょっと待って」
実はMが「払っちゃダメよ」と忠告していた、ああ無情
そんなこんなで娘は自力で脱出、めでたしめでたし
月日は流れ、今や娘のエレクトラも父の右腕
しかし父親、爆弾でボカーン、レナードが帰ってきたっぽい
おびえながらも、けなげにパイプライン工事を進めるエレクトラ
Mの指令でボンドは彼女を護衛する
ところがどっこい彼女はレナードとグルだった
身代金を父が払わないと知った時、見捨てられたと知った時、
彼女は生まれ変わったのだ
世界を我が物にせんという悪の野望に目覚めたのだ
その肉体でレナードを誘惑、味方につけて思い通りに
父の会社を受け継ぐエレクトラ、核爆弾を盗むレナード
ボスポラス海峡で核が爆発したならば汚染されてタンカー通れず
キング社のパイプラインだけが石油をヨーロッパへ運ぶ唯一のルートに
「世界は私たちのもの」ほくそ笑む悪のカップル
でもちがうだろ、ヨーロッパ=世界じゃねーだろ
日本とアメリカ関係ないし
などとツッこんでる間にアレクトラもレナードもボンドに倒されておしまい
映画版のレビューでも書きましたが、ボスポラス海峡を核で汚染すれば世界を支配できるという発想が意味不明ですね。
これ舞台をアゼルバイジャンではなく湾岸諸国に、ボスポラス海峡をホルムズ海峡に変えればもう少し説得力あったと思うがなあ。
でもロケが難しかしいだろうな・・・
あらためてノベライズで読むとかなりスカスカで残念な物語だなあ・・・
映画ではわかりにくかった、冒頭のキング卿が極秘書類を手に入れてその代金をどーたらというあたり、ようやくスッキリしました。
こちらの「ロバート・キング卿爆殺」の項目にまとめておきました。
https://netavalley.seesaa.net/article/201409article_9.html
マグネシウムがスッキリしない点については、深く考えないことにしました。
またクライマックスの原潜内部でのシーンについて。
プルトニウムを原潜内で加工してる描写が納得いなかったのですが、あれは加工する装置を原潜内に持ちこんだそうで、インチキ臭いけど了解。
レナードが原子炉に燃料棒を突っこむ場面も何してるのかサッパリだったんですが、ノベライズには一応説明があって、釈然としないけど、まあいいや。
プルトニウムを吸収する制御棒を抜き出して、代わりにプルトニウム棒を挿入、反応を加速させて原潜自体を核爆弾へと変える・・・ らしいです。
原子力関係の描写にリアリティーがないのも、致命的な欠点ですな・・・
あ、それとこれは重要な点ですが、レナードはエレクトラにベタ惚れしており、純粋に愛のために彼女に仕えている。
つまりボスはエレクトラであって、レナードは手下なのです。(逆にエレクトラは彼に対しほとんど愛情を感じてはおらず、あくまでも利用するため恋人の演技をしてるだけ)
「ゴールデンアイ」ではロシアを舞台にしたので、今回は旧ソ連の国(アゼルバイジャンやカザフスタン)を舞台に・・・ という発想はわかりますが、そういったマイナーな国をろくに取材もせず(だぶんノベライズ作者も実際に訪れたことなく、映画でも実際にロケしていない)、重要な舞台として扱った点が大きな失敗だと思いまする。(失敗だらけですが)
RAYMOND BENSON
映画を見ただけじゃ詳細がわかりにくいWINEノベライズ版
暑いよー(><;)
暑さで更新が止まってしまいました。
今日もサクッとまとめるぞ。
ピアース・ブロスナン時代の007映画4作品はいずれもノベライズ版が出てましたが、あまり面白い物語でもないし読む気になれんかった・・・
ロジャー・ムーア時代の2つのノベライズ(「私を」「ムーン」)は昔読んだけど、やはり大して面白いものでもなかった・・・(映画は面白いけどね)
映画とまるっきり同じストーリーだし、ハッキリ言って読むのが苦痛でしたが、映画だけではわかりにくい細かい点などを補足するため、今回手を出してみました。
特にこのWINEはいろいろわかりにくかったからね。
映画版のネタバレはこちらから(7部構成)
https://netavalley.seesaa.net/article/201308article_3.html
映画とまったく同じだけど改めてあらすじまとめる
Mの旧友、石油でもうけたキング卿
その美人の娘エレクトラ、ある日悪人にさらわれる
犯人はレナード、KGBで訓練受けたテロリスト
脅迫状届いて父親は「払うけどちょっと待ってちょっと待って」
実はMが「払っちゃダメよ」と忠告していた、ああ無情
そんなこんなで娘は自力で脱出、めでたしめでたし
月日は流れ、今や娘のエレクトラも父の右腕
しかし父親、爆弾でボカーン、レナードが帰ってきたっぽい
おびえながらも、けなげにパイプライン工事を進めるエレクトラ
Mの指令でボンドは彼女を護衛する
ところがどっこい彼女はレナードとグルだった
身代金を父が払わないと知った時、見捨てられたと知った時、
彼女は生まれ変わったのだ
世界を我が物にせんという悪の野望に目覚めたのだ
その肉体でレナードを誘惑、味方につけて思い通りに
父の会社を受け継ぐエレクトラ、核爆弾を盗むレナード
ボスポラス海峡で核が爆発したならば汚染されてタンカー通れず
キング社のパイプラインだけが石油をヨーロッパへ運ぶ唯一のルートに
「世界は私たちのもの」ほくそ笑む悪のカップル
でもちがうだろ、ヨーロッパ=世界じゃねーだろ
日本とアメリカ関係ないし
などとツッこんでる間にアレクトラもレナードもボンドに倒されておしまい
映画版のレビューでも書きましたが、ボスポラス海峡を核で汚染すれば世界を支配できるという発想が意味不明ですね。
これ舞台をアゼルバイジャンではなく湾岸諸国に、ボスポラス海峡をホルムズ海峡に変えればもう少し説得力あったと思うがなあ。
でもロケが難しかしいだろうな・・・
あらためてノベライズで読むとかなりスカスカで残念な物語だなあ・・・
映画ではわかりにくかった、冒頭のキング卿が極秘書類を手に入れてその代金をどーたらというあたり、ようやくスッキリしました。
こちらの「ロバート・キング卿爆殺」の項目にまとめておきました。
https://netavalley.seesaa.net/article/201409article_9.html
マグネシウムがスッキリしない点については、深く考えないことにしました。
またクライマックスの原潜内部でのシーンについて。
プルトニウムを原潜内で加工してる描写が納得いなかったのですが、あれは加工する装置を原潜内に持ちこんだそうで、インチキ臭いけど了解。
レナードが原子炉に燃料棒を突っこむ場面も何してるのかサッパリだったんですが、ノベライズには一応説明があって、釈然としないけど、まあいいや。
プルトニウムを吸収する制御棒を抜き出して、代わりにプルトニウム棒を挿入、反応を加速させて原潜自体を核爆弾へと変える・・・ らしいです。
原子力関係の描写にリアリティーがないのも、致命的な欠点ですな・・・
あ、それとこれは重要な点ですが、レナードはエレクトラにベタ惚れしており、純粋に愛のために彼女に仕えている。
つまりボスはエレクトラであって、レナードは手下なのです。(逆にエレクトラは彼に対しほとんど愛情を感じてはおらず、あくまでも利用するため恋人の演技をしてるだけ)
「ゴールデンアイ」ではロシアを舞台にしたので、今回は旧ソ連の国(アゼルバイジャンやカザフスタン)を舞台に・・・ という発想はわかりますが、そういったマイナーな国をろくに取材もせず(だぶんノベライズ作者も実際に訪れたことなく、映画でも実際にロケしていない)、重要な舞台として扱った点が大きな失敗だと思いまする。(失敗だらけですが)




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